記事5 家族との関わり方

おはようございます。今日は、借金を抱えてからの家族との関わり方についてお話します。

借金を背負ってから返済するまでの道のり、そして返済が終わった今、これからどうしていくか。正直、家族との関係は、借金問題において最も重要なポイントでした。

特に、妻と子供との関係は、うまくやっていくのが本当に大変でした。

当時、子供は9歳、妻はパートで月10万円ほどの収入でした。借金を抱えてしまった時、正直、家族に対して申し訳ない気持ちと、どうにかしなければという焦燥感でいっぱいでした。

最初の失敗:借金返済に意識が集中しすぎたこと

借金ができてしまった当初は、「とにかく返済を終わらせる」ことに意識が集中しすぎていました。家族との話し合いの時間を取るよりも、借金を返すことに時間と労力を費やしていたんです。

当時の僕は、石川にある高額スクールに通い、借金をしてまで儲け方を学んでいました。そのスクールの先生はマレーシアに住んでいて、石川には高弟がいました。僕はその高弟の会社でバイトをしていましたが、生活は苦しく、徳島の家族にはほとんど仕送りできませんでした。

借金返済と家族への負担:葛藤と努力

徳島の家賃は未納となり、個人再生が始まってからも、2ヶ月分ずつまとめて返済していく状態でした。さらに、社会保険料や年金の支払いも滞り、正直、家族には大きな負担をかけていました。

それでも、なんとか返済を続けようと、必死に働きました。当時の生活費以外の固定費は、月14~15万円ほど。個人再生で整理しきれない部分もたくさんありました。

プライドを捨てて、家族と向き合う

あの時、本当につらかったのは、家族に申し訳ない気持ちと、どうにかして支えたいという気持ちの両方を抱えていたことでした。

そこで、プライドを捨てて、一つずつ正直に説明することを決意しました。家族に謝罪し、将来の見通しを説明しました。弁護士に相談し、今後の返済計画を立て、妻に丁寧に説明しました。

家族との絆を深める返済計画

妻の借金は、私の返済が終わった分から前倒しで返済し、家賃や社会保険料も追いかけるように返済していきました。

少しずつですが、返済を終えるにつれて、家族のために使えるお金が増えていきました。

最初は、月3万円ほどだった余裕資金は、家族を守るためのバリアとなり、今では生活防衛の基礎となっています。

感謝と反省:妻の支えと私の努力

振り返ってみると、私は本当に頑張ったと思います。でも、妻は私以上に頑張っていたと思います。

返済計画を立て、節約生活を続け、家計を支えてきた妻の献身的な姿は、本当に尊敬しています。

借金を抱えたことで、家族との関係は試されましたが、同時に絆を深めることもできました。

家族に支えられ、そして、自分自身も努力を続けたことで、ようやく借金から解放されることができました。

この経験を通して、家族の大切さを改めて実感しました。

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