**借金当時を振り返って：反省と再発防止策**
20代の頃、私は「サイドファイヤー」を目指していました。早く定時の仕事から解放されたい、自由な生活を送りたいという思いが強かったのです。そのため、まずはネットワークビジネスを始めましたが、結果は芳しくありませんでした。次に手を出したのは、稼げると噂される副業でしたが、これも失敗しました。
このままではいけない、何とかしなければと焦り、「投資」に手を出しました。しかし、振り返れば、それは借金を背負うだけの詐欺でした。当時、私は投資の基礎知識が不足しており、もっと勉強してからお金を使うべきでした。「儲かります」「増えます」といった甘い言葉に惑わされ、高いリターンの話に飛びついてしまいました。しかし、もしその時に投資の一般的なリターンやリスクを理解していれば、不自然な高利回りの話に疑いを持てたはずです。
また、当時の反省として、私は自分がいくら必要なのか、どんな生活を送りたいのかを具体的に考えられていませんでした。「お金が増えたらいいな」「お金持ちになったら何でも買える」といった漠然とした夢だけで、適切な目標も計画も持たずに投資をしてしまったのです。
今なら分かりますが、投資を始める前に家計管理をしっかり行うべきでした。実際の生活費や将来に必要なお金を具体的に把握し、それに基づいた投資計画を立てるべきだったのです。「今」の生活と「将来」の目標、その間のギャップを埋めるための投資が本来のあるべき姿です。
つまり、適切なリスク管理や投資の期間設定がなければ、将来設計もおぼろげなままで、無計画に大金を投資に回してしまうというミスを犯してしまいます。もし当時、生活設計や家計管理をしっかり行っていれば、自分の身の丈を超えた投資をするという発想には至らなかったでしょう。
だからこそ、今後投資をするのであれば、まずは家計管理から始めることが重要です。これが私の過去から学んだ一番の教訓です。
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